ゴルフのホールの直径について

ゴルフのパッティングの調子が悪いときってホールが小さく見えるものです。

ホールの大きさはゴルフ規則で直径108ミリメートルと決まっています。このサイズに決まったのは19紀後半のことで、場所はゴルフの聖地、セントアンドリュースのオールドコースで、その頃のホールといえば、グリーンに適当な大きさの穴を掘ってそこに鉄の棒を差し込んだだけのものでした。穴の大きさはバラバラでしたし、次のホールのティーショットを打つため、プレイヤーがホールの中の土をつまんで持っていくので穴はだんだん大きくなってしまうのでした。

当時はリフトティーなどというものはなく、地面に土を盛ってその上にボールを乗せてティーショットしていました。これに納得のいかないトムは穴が広がらない方法を模索していましたが、ついに水道工事で使う排水管を切ってホールにはめ込むことを思いついたのです。

この秀逸なアイデアはたちまち周辺のコースにも広がり一般的になりましたが、トムが使った土管の直径がたまたま108ミリだったことから、1891年にゴルフの総本山であるR&Aはホールの直径を4.25インチの108ミリメートルと正式に定めたのでした。